2010年2月15日月曜日

日曜日の夕方、久しぶりに銀座に行ってみると、驚くほど活気がない。
有楽町西武は、今年閉店するという。
そのトピックは、なによりも精神的に大きくこの街に響いているように見えた。
実際、ガラガラだ。しかし、デパートが閉店することが問題の本質なのではなく、
デパートは、いつ、なんではじまったのかを、
いまもう一度考えるときなのではないか?
そうすれば、この先行きがわかるのではないか? 
と夕方の銀座でしばらく考えた。
かつてロンドン在住時、「ハロッズ」の三軒隣に住んでいて、
毎日のように「ハロッズ」に通って、デパートの本質はなんなのか、
オンライン時代に必要なのか、を真剣に考えたことがある。
調べてみると、その起源は19世紀にさかのぼり、
産業革命で大量生産されたものを集めて
陳列する場所からはじまったことがわかった。
だから産業革命の地、イギリスが小売業やデパート発祥の地と
なったことを思い出した。
実はデパートが終わることは、産業革命以降の大量生産時代の終焉を意味し、
二十世紀的都市構造や、モノを集めるという思想がもうじき終わることを、
身をもって僕らに教えてくれているのではないだろうか。
夜になると、銀座の街に明かりは灯るが、
その灯は数年前より暗いと感じる。




































って、俺じゃなくて高城剛さんが言ってました!


去年の誕生日、NYから俺はこの人に手紙かいてた。
返事まだこない!
もしかしたらきてるかも!!

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